高品質通話なら「オンプレミスPBX」
オンプレミスPBX(=設置型のシステム)はクラウドPBXのようなインターネット経由を利用するタイプでなく従来の安定した「電話網」を音声通信と利用するので、インターネット環境等に左右されません。
「安定した音声で通話したい」「丁寧な電話対応をしたい」「セキュリティ対策をしっかりしたい」という企業はオンプレミスPBXが断然オススメです。


オンプレミスPBXという選択肢。クラウドだけが“正解”じゃない。
クラウドPBXが急速に普及する一方で、あえて「オンプレミスPBX」を選ぶ企業が増えています。
なぜ今、オンプレミス?
それは、「毎月のランニングコストを削減したい」「通信品質を安定させたい」「外部依存を減らしたい」といった、現場目線のリアルな悩みに応える答えが、オンプレミスPBXにあるからです。
なぜ今「オンプレミスPBX」なのか?
クラウドPBXは確かに便利です。初期費用が少なく、拠点間通話も容易に実現できます。
しかしその一方で、毎月の課金、ネットワーク障害の影響、サービスの仕様変更など、目に見えにくい“ストレス”を抱えるケースもあります。
その点、オンプレミスPBXなら、自社のネットワーク内で完結する安定運用が可能です。導入コストこそ多少かかりますが、数年単位で見ればコストパフォーマンスに優れ、何より“自社で管理・把握できる安心感”があります。
オンプレミスPBXの主なメリット
1. 月額課金不要。長期的にコストが抑えられる
クラウドPBXは毎月のライセンス費用がかかりますが、オンプレミスPBXは初期導入費用のみ。5年以上使えばクラウドPBXよりも安価に収まるケースも多く、資産としての管理も明確です。
2. 社内LANを活かせる。配線コストも最小限
すでに整備されたLAN環境があれば、IP電話機をそのまま活用可能。新たな配線工事を最小限に抑え、社内レイアウト変更時も柔軟に対応できます
3. インターネットに依存しない通話環境
オンプレミスPBXは社内LAN上で通信を完結するため、外部インターネット障害の影響を受けません。災害時やネット障害時にも通話の継続が可能で、BCP(事業継続)対策にも効果的です。
4. 情報管理・セキュリティ面で安心
クラウドPBXでは音声データや設定情報がベンダー側に管理されますが、オンプレミスなら自社で制御可能。顧客情報や通話履歴など、社外に出したくない情報も守ることができます。
クラウドPBX vs オンプレミスPBX 比較表
項目 | クラウドPBX | オンプレミスPBX |
初期費用 | 低い | やや高い |
月額費用 | 毎月発生 | なし |
通信品質 | インターネットに依存 | LAN内で安定 |
運用管理 | クラウドベンダーが保守 | 自社 or パートナー会社で管理 |
セキュリティ | クラウドサーバに依存 | 自社ネットワーク内で完結 |
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最大電話機8台/外線8チャネル対応の小規模オフィス向けIPビジネスフォン「Frespec-mini」。
オンプレミスの安定性と、IP電話の柔軟性を兼ね備えたモデルで、現在PoC・MVP段階での限定100セット販売中。
- 初めてのオンプレミスPBX導入にも最適
- LAN配線が足りない場合は弊社が増設工事も対応
- ひかり電話(NTT/KDDI/ソフトバンク等)に対応
「電話」と「LAN配線工事」をワンストップで
オンプレミスPBXの導入には、LAN配線の整備が欠かせません。
弊社NIKでは、PBX本体だけでなく、LAN配線、電源工事、ネットワーク設計、情報コンセントの増設なども一括対応可能。
「ついでにLAN工事も効率化したい」 そんなニーズにもワンストップで応えます。
よくあるご質問(FAQ)
Q. オンプレ型は古い仕組みなのでは?
A. いいえ。IP対応やスマホ連携などの進化を続けています。クラウドが流行しているだけで、ニーズに応じて最適な選択肢です
Q. 既存のLANで接続できますか?
A. はい。LAN配線が適切であれば、そのままIP電話機をつなげて運用可能です。現地調査の上でご提案します。
Q. クラウドPBXからの移行は可能ですか?
A. 可能です。回線・電話番号の維持を含めて、スムーズな切替をサポートいたします。
軽さより、確実さと柔軟性
クラウドPBXは確かに“軽い”。
でも、通話品質の不安、予期せぬ仕様変更、月額課金の積み重ねなど、クラウドに感じるストレスもまた“積み重なる”もの。
オンプレミスPBXは、一度導入すれば数年単位で安定して使える、確実で柔軟な選択肢です。